「テーマ」という言葉の広さについて
さっそくですが、皆さんは何か「テーマデッキ」を持っていますか?
……と、言われて少し困った人も居ると思います。
「カテゴリーデッキ」と言われれば、【シャドール】だとか【閃刀姫】、【エレキ】等のOCGオリジナルカテゴリや、【E・HERO】や【銀河眼】、【EM魔術師】等のアニメカテゴリがすぐに思いつくと思います。
じゃあ、「テーマデッキ」って何だろう? という話ですね~
「カテゴリ」や「シリーズカード」の違いについても考えながら、まとめていきたいと思います!
「テーマ」の持つ意味の広さ
では、本題に!
「テーマ」とは何なのか!
ズバリ、それは「何かの関連性があるモノ」です!
「カテゴリ」や「シリーズカード」、「アニメ関連カード」なんかを全てひっくるめたものが「テーマ」となります!
簡単に図で表すとこんな感じですね~
このように色々な要素が含まれているのが「テーマ」なんですね~
なので、一見関連性が無くても、デッキを構築した人にとっては何か意味があるかもしれません!
「カテゴリー」と「シリーズカード」の違いについて
さて、せっかくなので「カテゴリ」、「シリーズカード」等々の分類方法について見ていきましょう!
「カテゴリ」とは?
「カテゴリ」は効果の中で名称指定されている「カードの名前の一部」なんだよね~
例えば、「クリストロン」だね~
《水晶機巧-サルファフナー》
効果モンスター
星5/水属性/機械族/攻2000/守1500
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札・墓地に存在する場合、
手札から「水晶機巧-サルファフナー」以外の「クリストロン」カード1枚を捨てて発動できる。
このカードを守備表示で特殊召喚する。
その後、自分フィールドのカード1枚を選んで破壊する。
(2):フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
デッキから「クリストロン」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
「おいおい! 指定してるのは、『クリストロン』でこいつの名前は『水晶機巧』だろ!」
と思うかもしれませんが、「水晶機巧(クリストロン)」なので、問題ありません。
そう、ルビの方でもOKなんです!
もちろん、「クリストロン」とルビが無くてもOKです。
《クリストロン・インパクト》
通常罠
(1):除外されている自分の「クリストロン」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚し、相手フィールドに表側表示モンスターが存在する場合、
その相手モンスターの守備力は0になる。
(2):自分フィールドの「クリストロン」モンスターを対象とした魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、
墓地のこのカードを除外して発動できる。
その効果を無効にする。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
もちろん、エクストラデッキのモンスターも立派な「カテゴリー」の仲間です。
《水晶機巧-ハリファイバー》
リンク・効果モンスター
リンク2/水属性/機械族/攻1500
【リンクマーカー:左下/右下】
チューナー1体以上を含むモンスター2体
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。
手札・デッキからレベル3以下のチューナー1体を守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは、このターン効果を発動できない。
(2):相手のメインフェイズ及びバトルフェイズにフィールドのこのカードを除外して発動できる。
EXデッキからSモンスターのチューナー1体をS召喚扱いで特殊召喚する。
この前、Twitterで説明しているので、そちらも載せておきますね!
「カテゴリ」はルビの方で指定されたり、名称の一部だったりする
— 勝鬨アトラ@なりきり人狼民 (@sutajinatora) 2018年8月16日
前者は「クリストロン」(水晶機巧のルビが「クリストロン」)、後者は「極星」(「極星獣」、「極星霊」、「極星天」、「極星宝」)
複合型もある
「テラナイト」(「星因士(サテラナイト)」と「星輝士(ステラナイト)」が居る)
と言うわけで、「カテゴリ」はどのような書かれ方をしてても、「カテゴリ」に含まれているのであれば、ちゃんとカテゴリなんだよね
— 勝鬨アトラ@なりきり人狼民 (@sutajinatora) 2018年8月16日
《水晶機巧-ハリファイバー》とかも、「「水晶機巧」だから、カテゴリじゃない!」
ではなく、ルビを参照して「クリストロン」だからね~
後、「カテゴリ」の話になってくると、
— 勝鬨アトラ@なりきり人狼民 (@sutajinatora) 2018年8月16日
《No.39 希望皇ビヨンド・ザ・ホープ》から始まる
『「○○」カードとしても扱う』ってカードもあるからね~
案外カテゴリカードって多かったりするのよね
「極星」とかの他カテゴリと一部を共有している「カテゴリ」の例は多いので省略
もし、要望があればその辺も解説するよ~←
さて、3番目の効果で「カテゴリ」として扱うカードを見ていこう!
身近って程でも無いけど、ファンデッキとしてよく見る【青眼の白龍】で見るカードとしてこちらがあるね~
《白き霊龍》
効果モンスター
星8/光属性/ドラゴン族/攻2500/守2000
このカードはルール上「ブルーアイズ」カードとしても扱う。
(1):このカードは手札・墓地に存在する限り、通常モンスターとして扱う。
(2):このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、
相手フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを除外する。
(3):相手フィールドにモンスターが存在する場合、
このカードをリリースして発動できる。
手札から「青眼の白龍」1体を特殊召喚する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
当たり前だけど、《白き霊龍》という名前の中には「ブルーアイズ」という文言はもちろん無い。
けれども、赤文字の”効果外テキスト”で「ブルーアイズ」カードとしても扱うんだ!
”効果外テキスト”というのは、”カードの効果が無効になる効果でも無効にできない効果”のことを言います。
つまり、《エフェクト・ヴェーラー》なんかを使っても、《白き霊龍》を「ブルーアイズ」カードの枠から出すことはできないんだね~
あ、もちろん、他の①②③の効果は無効にできるからね!!!
《エフェクト・ヴェーラー》の効果に関しては、
こっち↓の記事で簡単に解説してるよ~
「シリーズカード」について
「シリーズカード」とは何か……
実は、同じ名前を持っていても「カテゴリ」じゃないカード群があるのです!
それが、「シリーズカード」なんですね~
ざっくり言うなら、「効果の中で名前の一部を指定されていないカードたちの事」を指します
一番有名な例で言えば、「征竜」かな~
「征竜」モンスターや「征竜」カードを対象にしたカードは1枚も無いんですよね~
数が多くて効果書くのが面倒くさいから、効果は実際に調べてみてね♡
これらの「シリーズカード」も「カテゴリ」になる可能性は非常に高い
直近だと、このカード!
《失楽の魔女》
効果モンスター
星4/闇属性/天使族/攻 100/守2000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「禁じられた」速攻魔法カード1枚を手札に加える。
(2):相手メインフェイズに、このカードをリリースして発動できる。
デッキから「失楽の魔女」以外の天使族・レベル4モンスター1体を特殊召喚する。
このカードの登場によって、「禁じられた」速攻魔法カードがカテゴリ化されたんだ!
これらも数が多いので、効果は自分で(ry
こういうのも一種のテーマ?
さて、「カテゴリ」と「シリーズカード」について簡単に解説してきたけど、
「テーマ」というのは自由に決めていいモノなんですね~
なので、【かわいい女の子】をテーマにしてデッキを組んでみたり
人気アニメ・漫画・ゲームを題材にしたテーマなんかがあっても面白いと思います!
実際に、タッグフォース6で配信されたデッキレシピでは、
・「Fate/stay night」、「Fate/Zero」を元ネタにした【聖杯戦争】
・「魔法少女まどか☆マギカ」を元ネタにした【魔法使い 魔導か☆マジか】
等々の明らかにアウトなネタ多彩な元ネタを持ってたりします。
公式が病気
古い攻略Wikiですが、こちらのページで見ることができます
元ネタ2 - 遊戯王5D'STF6 タッグフォース6 PSP攻略Wiki@わかな - アットウィキ
デッキレシピも載っているので、参考にしてもいいかもですね~
また、デッキを作成する際、私のブログで元ネタを載せているのでそちらも参考にしていただけると嬉しいですね!
まとめ
さて、「テーマ」という言葉の広さについて解説をしてきましたが、いかがだったでしょうか?
最終的に言いたいことは1つ!
「お互いを尊重しあって、楽しくデュエル!」
これに尽きると思います!
一見、何も統一性が無いようなデッキでも、とても面白い元ネタがあるかもしれません。
たかがカードゲームですが、対戦相手がいなければ始まりません!
フリー対戦であればこそ、相手との雑談を楽しんでみませんか?
新しい面白さの発見につながるかもしれませんよ!♡₍₍ ◝(・ω・)◟ ⁾⁾♡
あ、大会での私語や雑談は他のプレイヤーの迷惑になるので、やめましょうね!
ということで、アトラでした!!!